昨日の晩、相変わらず子供の写真を見ていたら、急に涙が出て止まらなくなった。
頭痛がひどく、眠れないまま朝を迎えた。
子供の写真を見ていると、幸せな気持ちになれるのに、昨日に限って『このまま過去の幸福にしがみついていたら、二度と幸せにはなれないのではないか?』と思い、かといって、僕が子供達にした仕打ち、またこれから子供達にしてあげられることは何だろう・・そう考えると頭がパニックになり、涙が止まらなくなったのだ。
叫びだしたい衝動にかられ、朝になったらすぐに外に出て、子供と遊んだ公園に行った。
その公園には確かに子供と過ごした幸福な時間が残り香のように残っていた。
その後も車で走り回り、どの風景を見ても、どこに行っても子供のことしか考えられなかった。
子供のことを忘れ、自分だけ幸せになるわけにはいかない。
でも、それと同時に僕はもう一度この手に人の温もりを感じ、幸せになりたいのだ。
どうしようもない孤独感・喪失感だけが心に残った。
『誰か』に会いたかった。
昼まで公園にいると、たくさんの家族が散歩に来ていた。
子供達は笑ってボール遊びをしていた。
父親と母親と遊んでいる子供を見るていると不思議になった。
『どうして僕は、それが出来なかったのだろう?』そして、答えの出ないことばかり考え、思考の渦に巻き込まれて何も出来ない自分に腹が立った。
幻聴が聞こえた。
『お前は人として大事なものが欠落していたのだ』吐き気がして、車の中で吐いた。
そして子供の書いてくれた手紙を読んだ。
何度も読んだ。
タバコを吸い、かつて子供と一緒に聞いていたエロールガーナーのペントハウスセレナーデを聴いた。
そのまま1時間くらい車で眠った。
気分を落ち着けたかったので、友達に電話したが、誰もつながらなかった。
世界に自分だけが取り残されているような気がした。
ネットカフェにて。
※感情をそのまま吐き出したような日記なので、ご気分を悪くされた方は申し訳ございません。
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